サインコレクターの独り言(An Autographed Photo Collector's a monologue)

矢代朝子＆毬谷友子（Asako Yashiro&Tomoko Mariya,1959~&1960~,女優）　劇作家・脚本家の矢代清一さんの愛娘、取材はご自宅にお伺いしての撮影でしたが、清一さんの存在を感じられる空間でした。毬谷さんとは猫談議で盛り上がり、楽しい時間でした。

谷川真理(Mari Tanigawa,1962~,マラソン選手・タレント）　私のジョギング歴はニューヨーク時代に遡ります。ひょんな経緯で出会った早稲田大中退の彼とは、とあるレストランでのバイト仲間。ニューヨーク・ランナーズ・クラブのメンバーとして、走るのが人生の彼とは別世界の私でしたが、優しい手ほどきで私にも走る喜びを教えて頂き、マンハッタンのあちこちを二人して走りました。彼の住む４５丁目から下って来た彼とウエストエンドの１５丁目で落ち合い、そのままバッテリー・パークまで走りイーストリバーサイドを３４丁目まで駆け上がり、エンパイア・ステートビルディングまで走り別れて帰路につく、そんな日々を過ごしていました。そんな彼と一度、何時間歩けるのか試そうと、地下鉄でニュージャージー州のホーボーケンで下車してハドソン川沿いに北上してジョージ・ワシントン・ブリッジまで行き、橋を渡ってマンハッタンに入り南下する１０時間以上の旅でしたが、お互いの足は疲労でパンパン最後はお互いに無口でフィニッシュ。何時の時代もこんな馬鹿げた事を楽しく行える友人がいる幸せに感謝ですね。彼の影響で今でも日々ジョギング、彼と走った遠い記憶を楽しみながらですが。

善養寺ススム(Susumu Zenyoji,日本研究・イラストレーター・絵本作家）　ご自身も髷を結った姿で現れ、江戸文化に精通した善養寺さんから教えて頂いた「ちょんまげ」の意味。江戸時代も仕事を求めて大都市に集まる肉体労働者達は日々の疲れを公衆浴場で癒すのが日課、洗髪後髪を乾かすのが大変なので、髪の一部だけを伸ばして髷を結う姿をちょんまげと呼んでいたとか。私の禿頭を見て「カメラマンさんはちょうど、月代部分が薄いので髷が似合いますよ！」と、嬉しいのか悲しいのか判断の付かない助言を頂きました。誰かに「行きたい場所は何処？ですか？？」と聞かれたなら、江戸時代かエコールド・パリ時代の時空と答えますね。

木村佳乃(Yoshino Kimura,1976~,女優・歌手）ロンドン生まれの木村さん、中学時代はニューヨークで過ごした国際派女優でしょうか。映画「ブラインドネス」は強力に脳裏に残っています。何せ監督は「シティ・オブ・ゴッド」「360 」のフェルナンド・メイレレス。共演には大好きなジュリアン・ムアー＆ダニー・グローバーと個性派揃い、伊勢谷友介さんもカッコ良かったですね。

GM2001(誰だか不明）サインコレクターを悩ます、どなた様ですか？的サインが数十点存在しています。いくらネット時代とは言え、検索消息出来ないのも事実です。記憶ではデザイナーか何かの方だった記憶です。取材雑誌からも掲載誌が届かない等で、消息は全く解らないのが現実です。

クリスタル・ケイ(Crystal Kay Williams,1986~,ミュージシャン）　取材日は私の誕生日前日でしたので、サインにHappy Birthdayと描いて頂きました。4歳からお仕事を始めた天才！「恋におちたら」「Boyfriend」等大好きですね。撮影中に英語で盛り上がっていたら、担当者様から「日本語でお願いしますと」突っ込まれました。

喜多川美佳＆三船美佳(Mika Kitagawa&Mika Mifune,女優）　喜多川さんは三船プロ女優第１号となり、映画「赤毛」「待ち伏せ」等に出演する。テレビドラマ「将軍」では三船敏郎さんと共演、82年に美佳さんを出産。美佳さんは16歳の誕生日にジョージさんと結婚、女優＆高校生＆妻の三役をこなす。高橋ジョージ監督作「ラッキーロードストーン」では母娘共演をはたす。取材は自宅近くのレストラン、美佳さんに抱っこされ赤ちゃんが可愛過ぎて、私も抱っこさせて頂きました。

川上弘美(Hiromi Kawakami,1958~,小説家）　取材は確か寒い冬の昼下がり、暖かなリビングでの対談が記憶に残ります。

渡辺淳一(Junichi Watanabe,1933~,作家)　渡辺さんが他界していたとニュースでしりました。ご冥福をお祈り致します。10年程前に取材でお伺いした事務所は、公園通りを登りきった白い大きなマンションでしたが、このマンションは私にとって、思いで深き場所でもあります。ニューヨークから帰国して高円寺の安アパートから、フリーカメラマンとしての第一歩を踏み出した際に、先輩の有名カメラマンさんから「俺のスタジオに居候していいぞ！」とお誘いを頂き、当時は必要不可欠な暗室から、スタジオ設備＆機材まで使わせて頂き、自分のスタジオを構えるまでの３年間毎日通った、カメラマンとしてのスタート地点でした。

石毛宏典(Hiromichi Ishige,1956~,元プロ野球選手・監督）　写真をお送りしたら、ご本人から直接携帯にお礼の連絡が入り驚きました！石毛さん取材は事務所近くのお洒落なレストランにて、今流行のパンケーキを頂きながらの贅沢な時間、ハニーをタップリ垂らして頂きました。

役所広司その２(Koji Yakusyo,1956~,俳優）　役所さん主演最新作映画「渇き。（7月公開）」、汗かいて脂ぎってて、いらだって暴力もふるい大声で喚く。その上、リアルな流血シーンにギブアップ寸前でしたが、どうにか１１８分耐えて来ました。「タンポポ」と同じような白服でしたがストリーは全くの別物、非日常感＆緊張感等味わいたい方は是非観て下さい。神光おびた写真に見えますが、単なる現像ミスです。

マイケル・ウェザリー(Michael Weatherly,1968~,アメリカ人俳優）　テレビシリーズ「ダークエンジェル」での取材だった記憶ですが、「NCIS~ネイビー犯罪捜査官」等、テレビドラマを中心に活躍する。さて、本日は大好きな映画監督、アンドリュー・ニコル最新作品「THE HOST ザ・ホスト(6月公開）」を観て来ました。監督デビュー作「ガタカ」は今でも私のベストテン、「トゥルーマン・ショー」「シモーヌ」「TIME/タイム」等、これまた忘れる事の出来ない作品ばかりです。

赤井英和(Hidekazu Akai,1959~,俳優・元プロボクサー）　赤井さんと言えば映画「どついたるねん」からのファン！当時、渋谷の公園通りを登ったパルコと教会の間に作られた、仮設の赤いリングが今も記憶に残ります。
ドラマ「半沢直樹」での町工場社長も大好きです。赤井さん出身の近畿大学、確か漫画「嗚呼！！花の応援団」のモデルと聞いてたので「そうですか？」と声を低めにお尋ねすれば、「ハイ！」と元気なお答えでした。取材は寒い１月でしたが、自宅のリビングは太陽が微笑む成城のお屋敷は常夏状態！！色んな意味で汗を滲ませながらの撮影でしたが、玄関先で深々とお辞儀をする赤井さんに、こちらもそれ以上に頭を下げましたね。

稲森いずみ(Izumi Inamori,1972~,女優）　稲森さん出演映画「リリイ・シュシュのすべて」は記憶に刻まれていますね。モデルに成りたくて、電話帳のモデル事務所に自ら電話したバイタリティー！女優の時も同じだったようです。

及川浩治(Koji Oikawa,1967~,ピアニスト）　4歳でピアノを始め、1990年ショパン国際コンクールにて最優秀演奏賞を受賞する。ショパン「ノクターン」、雨の深夜にはお似合いでした。

渡部篤郎(Atsuro Watabe,1968~,俳優）　前回の三上さんも出演する映画「スワロウテイル」にて、クールな殺し屋役の渡部さんを知る。個人的に大好きな時代劇テレビドラマ「剣客商売」での、秋山役がお気に入りですね。取材でお会いした際も、多くの言葉を発する事の無いもの静かで存在感のある渡部さんが記憶に残ります。

三上博史(Hiroshi Mikami,1962~,俳優・歌手）　スキー大好きな私のお気に入り映画「私をスキーに連れてって」は社会的現象にもなった名作。当時は、苗場スキー場まで関越高速入り口から渋滞する程のスキーブーム、今では考えられないリフト１時間以上待ちは当たり前でした。三上さんと言えば、この映画で強力に焼き付いた俳優、赤い車にスタッドレスタイヤを履き替えてスキー場に向かうシーンには憧れました。

薩摩剣八朗(Kenpachiro Satsuma,1947~,俳優・スーツアクター）　薩摩さんのお名前をご存知の方は、相当のゴジラフリークだと確信します。ゴジラ映画を知っていても、そのゴジラの中身の方を知っている方は凄く稀ですよね！スーツアクターとしてゴジラの着ぐるみで暴れまくり、映画「プルガサリ」では北朝鮮からご指名を頂いた日本を代表するスーツアクターです。取材時のお話で、「北朝鮮のこしらえたセット模型は丈夫過ぎて壊れにくかったので、今迄の経験で壊れやすいセット模型の指示が出来ました」と教えてくれました。

佐野元春(Motoharu Sano,1956~,ミュージシャン）　雨のドライブ、FMから流れる佐野さんの歌声、そして今日が誕生日と知る。取材時に「同じ時期にニューヨークに住んでいました」と切り出せば、「どの辺に住んでたの？」と切り返された経緯が。さてと、「SOMEDAY」を信じて頑張るか！まだ先は長いぞ。

藤澤恵麻(Ema Fujisawa,1982~,女優）　「non-no」モデルオーディションにてグランプリ受賞してモデルデビュー。女優デビューは、NHK連続テレビ小説「天花」でのヒロイン役、取材は映画「ラブ★コン」での撮影でしたね。今日は早起きして、太陽の温もりを肌で感じています！

マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey,1969~,アメリカ人俳優・脚本家）　映画「ダラス・バイヤーズクラブ」にて昨日、第86回アカデミー賞主演男優賞受賞！体重を21キロ落として挑んだエイズ患者。この映画の1985年代はエイズの脅威が世界を脅かしていた時代、私も多くの友人をエイズにて失いました。今回のアカデミー賞ノミネート作品にて、「ネブラスカ　ふたつの心をつなぐ旅」が大のお気に入りです。写真のマシューは確か、「ウェディング・プランナー」での取材だった記憶ですが、陽気で気さくな方だった事はしっかり覚えています。

大久保佳代子(Kayoko Ookubo,1971~,女優・タレント）　「院長回診です！」のCM、メチャ面白いですよね。光浦さんとのお笑いコンビ「オアシズ」で活躍は勿論ですが、テレビをつければ見ない日はないくらい売れっ子の大久保さん、取材当時は「バイトもしてます」と教えてくれました。

モーガン・スパーロック その2(Morgan Spurlock,1970~,アメリカ人映画監督・脚本家）　10年程前に話題になったドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」にて、毎食マクドナルドのメニューのみを一ヶ月食べる挑戦でしたが、確か一ヶ月を前にドクターストップで終了した記憶です。その昔、私がニューヨークのレストランで働いていた時に聞いた話ですが、ニューヨーク全てのレストランからゴミとして捨てられる残飯にて、アフリカの数カ国が救えると聞いた事があります。当時は「残す贅沢」などと言われていましたが、やはり腹八分が理想だと痛感、物的欲望も是如何にですね。

蔵島由貴(Yuki Kurashima,ピアニスト）　蔵島さん、サイン印刷をミスってしまい済みません！！何だかイラスト風になってしまい、本当に申し訳ございません。もう一度、撮影の機会をお願い致します。

カン・ヘジョン＆チェ・ミンシク(Kang Hye Juhg＆Choi Min-sik)　金槌を構えたミンシクさんが本当に怖かった「オールド・ボーイ」、吐き気を催す「悪魔を見た」等、余りの存在感に彼を見たら逃げ出したくなる心境ですが、ご本人は至ってチャーミングな優しい方でしたね。それと写真でもお分かりのように、大きな顔はやはり本物でした。

カン・ヘジョンその2(Kang Hye Juhg,1982~,韓国人女優）　モデルとしてデビューした彼女には４回程お会いしましたが、この写真は映画「オールド・ボーイ」での取材、確か共演のチェ・ミンシュクさんと一緒に撮影しましたね。怖い復讐三部作以外にも、「トムマッコルへようこそ」も良いですよ！ 「ありがとう」のサインも嬉しいですね。

藤 竜也その2(Tatsuya Fuji,1941~,俳優）　13年振りの藤さん取材、その時の写真を携えて東映本社に向かう。取材前の挨拶時に写真をお見せすれば、「このジャケットまだ持ってるよ、今度着てみるか！」と懐かしく思い出して頂き、サインを重ねてくれました。さて、帰りの地下鉄での出来事ですが、中野坂上にて電車を待っていたら見知らぬ方から声をかけられるが「誰だっけ？？」と首を傾げれば、「藤竜也取材、ありがとうございました。マネジャーです」と驚きのご対面！私と同じ方面に住んでいるとかでしばし映画談議で盛り上り、日活の話とか出たので、「赤木圭一郎に会った事ありますか？」と関係無い事まで聞いてしまう。4月公開新作映画「サクラサク」にて、存在感のある父親役の藤竜也さんも楽しみです。

ミシェール・ヨーその2(Michelle Yeoh,1962~,中国系マレーシア人・女優）　私の撮影写真以外の直筆サインですが、映画「グリーン・デスティニー」時の物ですね。さて、どうして私の手元に有るのか忘れましたが、きっとファンサービス用のグッズなのでしょうかね？ 取材時のサインは既にアップ（2011-1-3)しましたが、大女優とはかけ離れたおどけたポーズ写真が嬉しかったです。

藤井フミヤその2(Fumiya Fujii,1962~,ミュージシャン・俳優）　前に頂いたサインは漢字でしたが、今回はローマ字バージョン、藤井さんのサインを検索していたら、前にアップしたサイン画像が出て来て驚きました。この写真取材時の事ですが、担当の女性編集者が大ファンらしく「藤井さんのコンサートは欠かさず行ってました！」と取材後に切り出せば、「嬉しいね！良かったら一緒に記念写真撮りますか？」と、ファンを大切にする優しい方でした。

深田恭子その3(Kyoko Fukada,1982~,女優・歌手）　映画＆テレビ＆CM等活躍されてる深田さんサインは沢山ありますが、この写真は映画「豆冨小僧」取材時の撮影でしたから、少し妖気に描いてみました。さて私事で済みませんが、本日誕生日を迎えました。誕生日は母親に感謝する日ですが、既に天に召されてしまいましたので、感謝の気持ちを魂から魂に願い伝えました。欲しい物は必ずしも手に入らなくても、必要な物は自然と身にまとう摂理に感謝します。

リチャード・ヨンジェ・オニール (Richard Yongjae O'Neill,韓国系バイオリニスト）　南カルフォルニア大学及び、ジュリアード音楽院を卒業、ニューヨーク＆ロサンジェルスを拠点に活躍する。取材は五嶋龍さんとの対談でしたが、五嶋さんにも写真と同じように数億のストラディバリを片手に、ポーズして頂きました。

加藤鷹 (Taka Kato,1959~,AV 男優・作家・タレント）　取材当時、唯一マネジャーが付いているAV男優として、日本一の知名度を誇るカリスマ！そんな鷹さんと幸運にも「からみ」を演じました。取材は、とある女性誌の企画にて「AV男優に聞く、SEXの悩み」、読者から寄せられた多くの質問にプロとしてアドバイスする、若い女性編集者がほほを染めながらの受け答えが今でも印象に残っています。鷹さんとのからみは、若い女性編集者が読者の質問で、SEXの体位が理解出来ない時に鷹さんが「カメラマンさん、そこに四つん這いになって尻を上げて」とリクエスト、そこに鷹さんがからんで来た訳です！驚いたのは身体の柔らかさ！まるで体操選手みたい、腰の動きなどは無重力って感じでした。多くのAV女優からもリクエストが多い鷹さん、プライベートでのSEXはしないとの事でした。

渡邊孝好 (Takayoshi Watanabe,1955~,映画監督・脚本家）　大好きな映画「居酒屋ゆうれい」にて、日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。他には「ショムニ」「ぷりてぃ・ウーマン」、助監督映画「人間失格」が記憶に残ります。昨日は実話を元にした2作品、最初は「ワンチャンス（3月公開）」、イギリスのテレビ番組からデビューしたオペラ歌手、ポール・ポッツの実話と、1841年から12年間奴隷として人生を送った回想録映画「それでも夜は明ける（3月公開）」を鑑賞しましたが、両作品とも込み上げる涙と感動で胸が詰まり、終演後は青山から新宿まで歩いてしまいました。

柳沢寿男 (Toshio Yanagisawa,1971~,音楽家・指揮者）　バルカン半島の民族共栄を願って、バルカン室内管弦楽団を設立して、音楽監督を務める。コソボ人と対立関係にあったセルビア人との話でリアルだったのは、「ことが起これば楽器を武器に持ち替える」とか、「練習は家の風呂場で、音を出さない様に演奏をした」等。救いは「音楽に国境は無い！そして音楽で乗り越えて行く」が耳に残りました。2014年半ばに「世界平和コンサート」の開催がサラエボで計画されている柳澤さんに指揮のポーズをお願いしたら、「何か、マジシャンに見えませんか？」とはにかんでいました。

mariko (マリコ,1982~,チェリスト）　美貌チェリスト・marikoさん撮影は、チェロの弓弾き比べ取材でした。marikoさんは立ったままでも演奏されるとかで、この写真にサインを入れました。

平山秀幸 (Hideyuki Hirayama,1950~,映画監督）　数多くの映画製作に助監督として参加した後、映画「マリアの胃袋」にて監督デビュー。写真の平山監督は映画「愛を乞うひと」にてモントリオール世界映画祭受賞後の帰国時、成田空港での取材です。撮影を準備しながら隣の部屋で待つ私の横には主演の、原田美枝子さんが静かに読書していました。次に監督にお会いしたのは映画「魔界転生2003」にて、麻生久美子さんとの対談でしたが、写真と同じく黒のインナー＆黒のレザージャケットでした。

新山千春その2 (Chiharu Niiyama,1981~,タレント・女優）　とあるコンビニのイメージガールとしての撮影、商品との絡みでしたので大判（４×５）カメラで撮影、商品をクライアントの好みに並べるのに数時間もかかってしまった、アナログ時代の良き思いでです。そうそう、ここの地下撮影スタジオは業界では有名な、霊感の多少ある方には色々と見える場所だそうです。昨年末にロケで宿泊した普通のホテルでも、「昨晩お風呂場で遭遇しました！」とメークの女性が朝食の席で興奮状態！見えない私には別世界かな。

アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger,1947~,オーストリア生まれの俳優・政治家）
今年最後のサインは、念願だったシュワちゃんのサインです。最初のシュワちゃん取材は、映画「バットマン＆ロビン Mrフリーズの逆襲」でしたが、一風変わった取材でした。ANAの国内線をチャーターした機体にはバットマンのマークをあしらえ、映画監督のジョエル・シューマッカーとシュワちゃんが乗り込み、我々１０数社の取材陣も同乗して羽田を飛び立ち大阪に向かう。大阪では当時の横山ノック知事と対談してから福岡に向かい、福岡ドームで練習中の大貞治監督との対談をこなしてから再び羽田に戻る２２８６キロ、１０時間の取材でした。確かシュワちゃんの誕生日と重なり、取材陣には機内にてバースデーケーキのお裾分けがあったり、個別撮影は機内で一人３０秒の制約だった記憶です。２度目は映画「コラテラル・ダメージ」での取材でしたが、個別取材は２誌のみで撮影は２分の制約、おまけにサインは厳禁とのお達し迄ついていました。葉巻をモクモクとふかしながらの撮影、こちらまで葉巻臭がこびりついた次第です。そしてこのサインは、来年１月公開映画「大脱出」取材にてやっとの事で頂いた感激の一枚です。シュワちゃん映画と言えばやはり「ターミネーター」シリーズが印象に残りますが、「ツインズ」「キンダガートン・コップ」「バトルランナー」等も大好きですね。

中川晃教 (Akinori Nakagawa,1982~,ミュージシャン・俳優）　文字が筆書き見たいな中川さんのサイン、取材では舞台俳優としてのお話でしたが、ピアノ弾き語りの歌声も良いですね。最近、私個人としての舞台鑑賞は少ないですが、クラシック関連＆映画＆バレエは楽しんでいます。明日は小林紀子バレエ「くるみ割り人形」、感動は明日への活力ですね。

ウィル・ケンプその2 (Will Kemp,1977~,バレエダンサー・俳優）　映画デビュー作「ヴァン・ヘルシング」取材にてお会いする。バレエダンサーとしては「白鳥の湖」が出世作、昨年末にマリインスキー・バレエの白鳥を鑑賞するが、お決まりの３幕では涙が流れる。そう言えばミュージシャン、LUHICAさんの「独り言花」に心癒され涙する。同じ「独り言」でも影響力が段違いですね。地道に頑張ります！

ルー大柴 (Lou Ohshiba,1954~,俳優・タレント）　「ルー語」を楽しみに取材に望むが、取材雑誌がお硬い雑誌＆テーマでしたので、ルー語は最後まで聞けなかった次第。それならばと撮影時にルー語を引き出す様に、私のブロークンな英語で会話を試すが、やはりダメでした。

松原智恵子 (Chieko Matsubara,1945~,女優）　サインの日付を見たら、昨年の今日頂いたサインでした。吉永小百合さん、和泉雅子さん共に「日活三人娘」と呼ばれて、日活の一時代を築いた大女優ですね。取材撮影の合間に「私は赤木圭一郎さんのファンで、彼が突撃死した日活の壁の前で手を合わせました」と切り出せば、「本当に素晴らしい俳優でした」とお言葉を頂きました。

ノルマ・ファンティーニ (Norma Fantini,イタリア人オペラ歌手）　先週末のサントリーホール、トリノ王立歌劇特別コンサート、ヴェルディ「レクリエム」公演のリハーサルから撮影に入るが、シャッター音がうるさいと舞台から下ろされる失態！再度、マフラーをカメラに巻き付けて少し離れて撮影をスタート。リハーサルとは言え、全身全霊まで共振する響きに感謝の時間でした。ノルマ・ファンティーニの歌声が響くプッチーニ「トスカ」も楽しみです。

お世話になっている、藤代工房のスタッフ集合写真です。今回のテーマは「鹿鳴館」、オーナーのユーモア溢れるクリエーティブと、スタッフを大切にする博愛心を尊敬します。スタジオ フルリとは別世界＆別格のスタジオです。

白石美帆 (Miho Shiraishi,1978~,女優・タレント）　最近では実写版ドラマ「ハクション大魔王」に出演していますが、私が子供の頃に慣れ親しんだアニメの世界とは、大分違うかな！

北澤豪 (Tsuyoshi Kitazawa,1968~,元サッカー選手・タレント・サッカー解説者）ファションモデルのオーラーで現れた北澤さん、トレードマークのロンゲも爽やかでした。しっかり握手もさせて頂きました。

漆原啓子 (Keiko Urushihara,1963~,ヴァイオリニスト）　年の瀬か、クラシックコンサート関連の撮影が多くなり、演奏風景を映写室から超望遠レンズにて狙う訳ですが、私も指揮者の動きに合わせてシャッターを切る！まるで演奏者の一員のようにです。漆原さんの抱きかかえるケースの中身は、1667年製のストラディヴァリウスでした。

キャメロン・ディアス (Cameron Diaz,1972~,アメリカ人女優）　映画「マスク」から存在を知る。出演作は７割程度観ていますが、「メリーに首ったけ」「マルコヴィッチの穴」「ナイト＆デイ」、取材映画の「イン・ハー・シューズ」等がお気に入りです。サインを描かない事でも有名なキャメロン！断る猶予を与える事なく「サイン下さい！」でゲットです。

岡部磨知 (Machi Okabe,ヴァイオリ二スト）　３歳からヴァイオリンを始めた岡部さんは、クラシック以外でも西野カナ、河村隆一等の様々なアーティストのライヴやレコーディングに参加する多才な才能。取材はドイツの名門弦楽器「ローデリヒ・ペゾルト」の弓を９種弾き比べての感想、２万円代から６０万円弱の高価な代物まで登場、幾ら音音痴な私にも違いは分かりました。彼女の愛用の弓は、三桁の額とか・・・。

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里久鳴祐果 (Yuka Rikuna,1988~,女優・アイドル）　テレビドラマ「大魔神カノン」での取材、撮影は事務所近くの小さな公園。暖かな日差しに包まれながらの爽やかな時間でした。

ウラディーミル・ミーニン、ロシア人芸術監督・指揮者）　つい数時間前に頂いた、ほやほやのサインです。国立モスクワ合唱団のマエストロ、40年以上の歴史を持ち、オーストラリアを除く全大陸での公演を行っている。ロシア民謡等は日本人にも親しみが多く、「カチューシャ」「トロイカ」「ともしび」「カリンカ」など、その昔ダークダックスの美声を聴いた覚えがありますね。ロシア語で歌っても何故か日本語で口ずさむ時間でした。

谷口悟朗 (Goro Taniguchi,1966~,アニメーション監督）　アニメ関連には全く疎いので、代表作に「無限のリヴァイアス」「スクライド」と聞いても首を傾げるのみです。数ヶ月前、取材にて「アニメ・マンガの聖地巡礼者」の撮影があり、彼のエスコートで立川『らき☆すた』の聖地を歩きましたが、異国を旅した感じでしたね。

チェ・ソンジン (Sseong-Jin Cho,1994~,韓国人ピアニスト）　6歳からピアノを始め、08年のショパン国際ピアノ・コンクールにて１位を受賞。まだあどけない天才ピアニストのサイン取得は、付き添いの母親に「サイン、頂いても良いですか？」でゲットしました。

杉浦太陽 (Taiyo Sugiura,1981~,俳優・タレント）　掲載可能な最新サインは杉浦さん、奥様はご存知の辻希美さん！取材は３人の子育てを楽しむパパのお話で、「私も３人の子供に恵まれました！」とお互いの育児話でスタート、「早く家に帰って子供達と遊ぶのが大好き！」と微笑んでいましたね。その昔、辻希美さんの可愛いサインを頂きました！と切り出せば、「最近、サインの書き方を忘れたとかで練習していました」と裏話も教えてくれました。余談ですが、我が奥様の旧姓が杉浦でしたので、いつも以上に親密感を感じた取材でした。

上戸彩（Aya Uedo,1985~,女優・歌手）　最高視聴率をたたき出したドラマ「半沢直樹」シリーズ、ハマりましたね。上戸さん取材時「サインを頂けますか？」と聞けば、「お名前を入れてのサインでしたら！」と了承。半沢直樹シリーズでの内助の功「花」ちゃんが好きです。今回のサインブログは800回記念、半沢シリーズメンバーのサインも再度登場です。

西田尚美 (Naomi Nishida,1972~,女優）　西田さんが母親役で登場する映画「陽だまりの彼女」観て来ました。猫好きな私にはたまらない、松本潤＆上野樹里さん共演のほろ苦いラブストリー、ラスト25分間は胸に刻まれる事間違いなしです。お二人とも何度か取材でお会いしましたが、ジャニーズ関連の写真掲載は厳しそうなので、サインは門外不出でしまってあります。

ローランド・ズゾ・リヒター(Roland Suso Richter,1961~,ドイツ人映画監督）　日本で初めて紹介された監督映画「トンネル(01)」は、ドイツ東西を分つベルリンの壁が築かれた1960年代、西側から東側に地下トンネル（145メートル)を掘って東側の人々を西側へ脱出させるべく命を懸けた人々の、社会派エンターテイメント作品。そんな訳で、丸い鏡をトンネルの穴に見立てて撮影してみました。スティーブ・マックイーンの「大脱走」もトンネルを掘っての脱出劇でしたね。

松本蘭＆坂田知香 (Ran Matsumoto&Chika Sakata,ヴァイオリスト）　2006年に結成された、高嶋ちさ子と美貌のバイオリン１２美神に参加！そうでなくてもヴァイオリストは美しく心地よい存在、２年前に拝聴した時など、天に召される感じでした。そう言えば、ご一緒した取材編集の担当者「サテコ」さんはお元気でしょうか？

甘糟りり子 (Liliko Amakasu,1964~,作家）　愛車、アルファロメオにて颯爽と現れたりり子さんが印象に残ります。